勇者は三回世界を救う 感想
「勇者は三回世界を救う」
・モノローグ、「俺のシンプル脳みそじゃわかんねーよ!!」ガッデムてなる
・やられてる「魔王」、ちょっとかわいいですね…
・仲谷先生の作品はモンスターも愛されて描かれてるように見える 何となくそう思う 単に絵柄かもしれないけど
・戦いそのものを描かずに、その後の裁判や会話を描くのが仲谷先生の作品ぽいなと思う
・「お前の失敗で」「永遠に失われた」 という事で、勇者が『責められている』んやなと思った この作品はもう取り返しのつかない事で責められている 会社での俺かな?
・新しく作品を見るときに「この作品ってどんくらいの世界観?修行したらビームは出せる?魔法は?空は飛べる?時代は?倫理観はどれくらい?」てのをやるんですけど、
この勇者は「神の加護を一身に受けて魔王を倒せるくらい強いんだけど、国の裁判は無視できないくらい、無敵超人ではないくらいの強さなんだなと思った 毒とか効きそう
・聖王国の国王、燈子パパがスターシステムで出てるみたいでちょっと面白い 燈子パパは燈子を責めてはいないんだけど雰囲気が重苦しくはあるよね
・王女、「王女なんだ…」の5秒くらいあとに「…え!?おPP…胸のところ開いてるやん…!?これいいんですか!!??」てなった 下の服がフリルで柔らかそうなのもポイント
・「罪滅ぼし」!「許される」!「残りの一生をかけて」! ほえ
・大勢のオトナに怒られてっけどほんとは世界を変える可能性のあるなにかを握ってて自分だけがそれを知ってますよ、ていうのは「夢」ですね…
・三回世界を救うってタイトル、三回目は世界を一生をかけて救っていくって事なのか、「王女が勇者に見ている英雄像」みたいなを救ったのか
だって王女なら本音を話しても問題なさそうだし でもあんだけ感謝してる王女にほんとの事話しちゃったら王女の理想が崩れちゃうやん 仮説①
・勇者は人間関係取り繕うことは覚えてるし、できれば人間と戦いたくはないっていう順番くらいはある感じ
・自分がこれ読んで引き出されたことを出すとすると、やっぱり責められてるのを見ると「うるせ~~!!知らね~~!!FINAL FANTASY!!」で破壊しつくしてほしくなる お話の中なら特に
・なんか仲谷先生の話ではそういう事をしないんだなと思った 圧倒的なパワーやスキルで黙らせてしまうとか叩き潰してしまうのではなく、人間関係は保ちつつ、精神において救う?みたいな
・封神演義もそういう話だったような…太公望は物凄い力を持ってるけど、自分の意志を持った仲間を増やすためにあえてある程度考えさせて気付かせるみたいな
・大きく、だれもが後ろめたく思っている言葉を使うのでといろいろ想起させられてしまう感じ
・そう考えると、裁判かけられて、めっちゃ頭下げてるけど何も気にせず純粋に生きてる勇者の姿は読者への救いでもあるのか?仮説②
・大人たちに怒られてる君より、純粋にやりたいことやってる時の方が魅力的だよ…退社したとたん元気になる社畜俺か?ワロタンゴ ワロタ…