レヴュースタァライト七話

スタァライトの公演 「逃げるしかない」

 

逃避、逃げ 俺は好きです ホーリーランドを読んで「はじめは逃避的行動からの反復運動だったのが、その繰り返しから能力を育てる、開花する」、というのを見たので

逃げという言葉にマイナスイメージを持たないで済むというか 逃げがちな自分を低めに肯定できるというか

逃げっていうのはけっこう万人に共通するテーマなのではないでしょうか 自分を高めないといけないときに、まっすぐはつらすぎるから少しずれたものに行ってしまうというのはよくあるかと思います

いやもっと高い次元の話なのかもしれませんねこれは

高い次元の人にも通じるし、低い次元の人にも通じる 新しいことに挑戦する、進んでいく、時間の流れ、変化 そういう事

女神像なんですけど、ヴィーナス像は腕がないですよね これのおかげで「見る側はどんな風にも想像できて、だから世界一美しい」のだそうです。

だから、「舞台少女もどんな可能性もあるから良い」という意味があるのではないか?て思いました

そしてどんな可能性も、繰り返していたら出てこない

ばななは例えるなら、この「動かない、腕の欠けたままの女神像」を好きになってしまったみたいなやつなのではないでしょうか。

身長差が半端ない いいにおいしそう

なるほど この日生まれた 大場ななというモンスターが、という感じですか

みなさん感情とかのみたいなものの擬人化みたいなものと見るとわかりやすいのですが、大場ななの「過去の最高の思い出・体験・絆」というものは、単独で生まれたものではなくてみんなの連帯の中で生まれたものです。

たとえばまひるの「華恋と一緒にいたい」という想いは強いものですが、それはカレンとまひるの間、二人の関係のうえに生まれたものです。それはまひるにしか分かりません。天堂真矢にはわかりません。天堂真矢はそういった感情を捨てられますし、天堂真矢には通じません。

でも、大場ななの回顧みたいな感情は、あの天堂真矢にも捨てきることができない類の感情なのではないでしょうか。あの天堂真矢すらも今、いや一生戦っていかなければならないタイプの感情なのではないでしょうか。それは劇という、最高の目的の上にある感情で、劇で手に入れたものが素晴らしければ素晴らしいほどに強くなってしまう、みたいなものなのでは。

とか考えました。 とりあえず、練習してなさそうな大場ななが急にめっちゃ強くなることへの理由が才能以外に欲しかったのでした。

 

大場ななが星見純那に「帰らないのか」と

平常物語ていうのは存在しないっぽい だから、平常うんてんを装っているのかなと思う

「しなくちゃッッ…!」ていうへんなこえ すこ

「よりよい舞台のためには”前に進まないと”」ってな!

この、ほかの子たちが振り向くシーンほんとぞわっとする なんでもないように見えるカットにめっちゃ枚数使ってさぁ

気付くというか なんでしょうね まだ言葉にできない 一人でいるところに誰がが入ってきてそれを近くした瞬間と言うか

「みんなのばななでいたいがために」ではない

麒麟かわいいというのは 大場ななにとってはかわいく感じるものとはなんなのか

みんなの「キリンへの印象」をまとめて、全部に通じる意味の言葉を探せば麒麟の意味するところがわかりそう

ある人はそれをかわいいと言う、ある人は、、、みたいな

レヴューの現場って意外にぼろなのかな それとも客席だけなのかな 舞台少女のための装置で客のためではないので

ななのうしろのこの星のついた塔みたいなの、倒れかかっているというか、起きかかっているのかな

かわいいていうのは かわいそうっていう言葉から生まれたそうです

もうひとつの意味は「夢中」みたいなこと

だから、キリンが「もうひとりの自分」とか「影法師」みたいなものだとしたら、自分の事をかわいそうと形容したのかもしれませんね

もしくは自分の才能(麒麟…天才)のことを、この狭くて暗いところから出られなくてかわいそう、と

キリンからは意見を感じないというか なにか感情のようなものをぶつけた時に「わかります」って言ってるのかな 吸収されてしまうというか

「私の再演」 「GO」ではそれを「腕をまっすぐ伸ばして一周まわってできた円」て表現したのでしょうか…

キリンの背後にあるのは柳の木なんですかね

「だれにも予測できない運命の舞台」➡「転校生」はえ~~! こりゃすげえ ひかりがなんか特別なSF的存在に見えてきたし、レヴューと現実世界がつながったような感じがする 一気に

こっちを向くというのは「勘づかれた」という感じなのか? 「やる気になった」というか