羽衣ミシンを読みます

実家の本棚にあったので、小玉ユキ先生の「羽衣ミシン」を読みます。姉が買ってきたものです。

この漫画は以前読んだことがあったのですが、なんとなくそのままにしてしまっていたので、ちゃんとした感想を書きたいと思って。

理由は、「やがて君になる」をリアルタイムで見させてもらっていた時の最終回、ちゃんとした感想を出せなかったのがコンプレックスになっているため、という事が一つです。その時の自分はやがて君になるを読んで莫大な何かを感じつつ(今もそうですね)もどう感想を書いていいかわからずに、それでも「何か書かなければ…」という気持ちだけは膨らみまくっていました。最終的に早く何かを書いて楽になりたいという気持ちが勝って、それでマジでクソクソのクソみたいな「ウェッヘーイww」みたいことを書いて画像で上げて、それで一瞬楽になる、という道を選んでしまいました。クソですね。だから感想の書き方を上手くなりたい、言語化を上手くなりたいって感じです。

 

もう一つ、自分は姉のおかげでいろんな本を読んだのですが、その時に感じたモヤモヤを形にしないまま過ごしてきたせいで恋愛ものとか綺麗な絵柄に苦手意識を持ってしまっていて、それは良くないな、解消したいな、みたいな感情があるためです。なので新しい本ではなくて既に本棚にある、一度読んだけれどもそのままにしちゃってるものを読み返しています。

 

ただこの考え方は裏返すと全てのものを感想にして全部好きにならなきゃいけないみたいな感じになって泥沼になるので、それはやめようかなって思います。ちゃんとそれなりに、切り分けたいなって感じです。

 

この単行本、帯がきれいなままで残っているんですけど、吉田秋生(よしだあきみ)先生って「BANANA FISH」の作者なんですね。秋生であきみって読むのも、Wikipediaで知りました。(無知発言)

は?出身校、武蔵野美術大学? クソッッッ!!漫画家美大出てんじゃねーぞ!!!(発作)

自分は絵を習わなかった事を後悔しているので、こういう所ですぐに発作が出てしまいますね。(今は習っています。)

 

裏面の作品紹介、読みづらいな。ふつう四行だと右端にまでいって折り返すんだけどこれは真ん中で分かれてる。

1ーー>2  5ーー>6

3ーー>4  7ーー>8

になってる。あと文字が薄いのに背景透過して重ねるから読みづらい。背景の人物の足の塗りは普通に不透明度高いから。

 

こういう事を書くと普通に嫌な感じだと思うんですけど、これは僕のブログで、検索した人が見に来て読みたくて読むものであるということと、内容が嫌いとか人格否定ではないし、理由も書いてあるため大丈夫ではないか?という気持ちがあります。見逃してもらえるんじゃないか?って感じです。

 

そして今も突き進んでいる人にとっては、過去作のここが読みづらかったという記述にはダメージはあまりないであろう、だから先生にとってはそんなにダメージは無いだろう、という考えがあります。大丈夫ですか?大丈夫ですよね。そしたら読みます。