文學界三月号 感想

文学界三月号を読みました。表紙がセクシげな青年ですね。

読んだと言っても、dj松永さんのエッセイ「ミックステープ」と、國分功一郎若林正恭の対談だけです。あと、島本理生(りお?)さんの「私の体を生きる」です。

 

ミックステープは、djとして師匠を持って鍛錬を重ねる日々と、初の大会の様子がまとめられていました。スローペースで密な文章でした。自伝としてほとんど編集せずに出せるようにしてあるのかなと思います。

 

國分功一郎さんと若林正恭さんの対談「真犯人を探して生きている」は、若林さんの自伝エッセイを読んでいたこともあって、若林さんのエピソードを知っていたので、さらに国分さんからどんな返事があるかが入ってきやすかったです。

島本理生さんの「私の体を生きる」はけっこうハードな実体験の話で、幼少期のトラウマ、暴力を受けたこと、容姿、人を見分ける癖がついたこと、人を強く責めたりした過去など・・・

「何もかも身を守るために始めたことが終わって、今、私は、私とあなたというものを,考え直している。」

この言葉は好きですね。

 

最近、読もうかなと思っているジャンルの本があって、それがフェミニズムです。

ツイッターでよく目にするにしては自分の中で答えがはっきりしていない分野です。

社会の半分は女性で、その半分の人に関わってくるものをじぶんは把握していません。まだももうとした煙の中にいる何かです。

だから、

また、ツイッターで見かける少々過激なツイートに対して、モヤモヤしたままで終わらずに

「それはそう」それは違う」などの判断を自分でしっかり付けれるようになることで、ストレスを減らせれるんじゃないかなという期待を持っています。